映画「花戦さ」の原作、あらすじ、キャスト、上映館は?

映画「花戦さ」

 

 

野村萬斎さん主演映画「花戦さ」が6月3日(土)に公開されます。映画「花戦さ」の原作、あらすじ、キャスト、上映館について調べてみました!

 

映画「花戦さ」の原作は?

 

映画「花戦さ」の原作は、文禄3年(1594年)、池坊専好が豊臣秀吉に前田利家邸で披露したといわれる「大砂物」(全幅7.2メートル、高さ3.2メートルに及ぶ立花)。そこから生まれた伝説に着想を得て作家の鬼塚忠さんが小説化した歴史小説「花戦さ」を原作としています。

 

鬼塚忠著「花戦さ」(角川文庫)

映画「花戦さ」はこの原作を脚本家・森下佳子さんが大幅に改訂し脚本を完成させました。

 

 

映画「花戦さ」のあらすじは?

 

16世紀。京都・頂法寺六角堂の花僧・池坊専好は立花の名手であった。

 

天下統一を目指す織田信長の前で「大砂物・昇り龍の松」なる大掛かりな生花を披露し、居合わせた千利休らの心をつかむ。

 

しかし、思わぬ失態から信長の不興を買ってしまい打ち首になりかけたところを信長の若き武将・木下藤吉郎が軽妙に事態を取り繕い彼の危機を救うことになる。

 

それから十ニ年がたち、信長は本能寺の変によりすでにこの世にはなく、秀吉が乱世をおさめ、一方、専好と利休は無二の友として、互いの道を高め合っていた。

 

やがて天下人となった秀吉は、人が変わったように奢りが目立ち始める。秀吉に命じられ利休は自害に及ぶ、また、専好を慕う町の衆らの命を次々と奪うようになる。

 

見かねた専好は、前田利家邸を舞台に、太閤秀吉に対して”刃”ではなく、”命ある花の美しさ”を用いて一世一代の戦さを仕掛けていく。

 

 

映画「花戦さ」のキャストは?

 

*キャスト

池坊専好:野村萬斎さん

狂言師・野村萬斎

出典:https://matome.naver.jp/odai/2148297982453624401/2148341503913648503

天才花僧。実在の人物で、花をこよなく愛し、出世や名声に全く興味がない。

六角堂頂法寺の執行として人の世の幸せを願っている。その花は、都中で評判を呼び、多くの町衆から慕われている。

秀吉が、前田利家邸に御成の際、松の大砂物でもてなしたり、茶席の生花をみて利休がこれは専好の花と見抜いた逸話が残っている。

MEMO

【 野村萬斎 】

1966年4月5日生まれ。東京都出身。狂言師。人間国宝の故六世野村万蔵と父・万作に師事し、3歳の時に「靭猿」で初舞台を踏む。

1997年NHK連続テレビ小説「あぐり」に出演して以降は、映像作品でも活躍中。

 

 

豊臣秀吉:市川猿之助さん

歌舞伎役者・四代目市川猿之助

出典:http://1min-geinou.com/

岐阜城で専好が活けた巨大な松の生花に心を奪われ、とっさに得意の転機で専好の危機を救う。

その後、有力武将へと出世する。本能寺の変後、信長亡きあと乱世を終結させ、天下統一を成し遂げる。

利休と対立し、自害を命じることになる。

MEMO

【 市川猿之助 】

1975年11月26日生まれ。東京都出身。歌舞伎役者。

1980年7月歌舞伎「義経千本桜」の安徳帝役で初お披露目。

2012年に四代目市川猿之助を襲名。歌舞伎界で精力的に活動する傍ら、数多くの映像作品にも出演。

 

 

織田信長:中井貴一さん

俳優・中井貴一

出典:http://www.crank-in.net/person/5081

岐阜城で専好が活けた巨大な松の生花を高く評価し、成り上がろうとする秀吉には「茶と花と人の心を大切にせよ」と武人の道を説く。

天下統一の道半ば、本能寺にて明智光秀によって討たれる。

MEMO

【 中井貴一 】

1961年9月18日生まれ。東京都出身。父は俳優の佐田啓二。

大学在学中の1981年、映画「連合艦隊」で俳優デビュー。同作品で第5回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

1983年ドラマ「ふぞろいの林檎たち」に主演し知名度を上げる。

「壬生義士伝」(2003)では、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝く。数多くの映画、テレビ作品で活躍中。

 

 

前田利家:佐々木蔵之介さん

俳優・佐々木蔵之介

出典:https://matome.naver.jp/odai/2144353542885174301

茶と花を愛し、利休を師とした戦国武将。

小姓から使えた信長亡き後、同じ家臣で親交の厚かった秀吉に使える。

秀吉に責められる利休を案じ、秀吉に詫びを入れるように説得してほしいと専好に依頼するのだが・・・

MEMO

【 佐々木蔵之介 】

1968年2月4日生まれ。京都出身。大学在学中から劇団「惑星ピスタチオ」の看板俳優として活躍。

2000年、NHK連続テレビ小説「オードリー」に出演し注目される。そのテレビ、映画、舞台で幅広く活躍中。

 

 

千利休:佐藤浩市さん

俳優・佐藤浩市

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E6%B5%A9%E5%B8%82

天下一の茶の湯者と評され、ついに”侘び茶”を完成させる。

織田信長、豊臣秀吉と二人の天下人の茶頭「茶の指南役」を務めるが、秀吉の逆鱗に触れ、自害を申し付けられる。

華道と茶道と道は違うが、美を追求する点においては専好とともに刺激しあう仲であった。

MEMO

【 佐藤浩市 】

1960年12月10日生まれ。東京都出身。父は俳優の三國連太郎。

1981年、「青春の門」で映画初出演し、第24回ブルーリボン賞新人賞を受賞。数多くのテレビ、映画で幅広く活躍。

「忠臣蔵外伝四谷怪談」(94)、「ロクヨンー前編」(16)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。

「ホワイトアウト」(00)、「壬生義士伝」(03)で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。

 

 

吉右衛門:高橋克実さん

俳優・高橋克実

出典:http://topic-originating.info/

専好の幼馴染みで下京の町衆の世話役的な存在。

妻とよと小間物問屋を営む傍ら、いけばなは、玄人はだし。

人の顔と名前を覚えられない専好と利休の仲を取り持ったりなどしている苦労人。

MEMO

【 高橋克実 】

1961年4月1日生まれ。新潟県出身。劇団「離風雲船」を経て、舞台、ドラマ、バラエティ番組など幅広く活躍。

 

 

池坊専伯:山内圭哉さん

俳優・山内圭哉

出典:http://www.fujitv.co.jp/hayako/cast-staff/

専好の兄弟子である頂法寺・六角堂の花僧。

織田信長より花の所望を受けた際、その任を専好に押し付けてしまったが、誰よりも専好の生花の才能を認めている。

MEMO

【 山内圭哉 】

1971年10月31日生まれ。大阪府出身。子役として俳優のキャリアをスタートさせる。

映画「瀬戸内少年野球団」(84)は、代表作のうちのひとつ。

舞台、映画、ドラマなどで独特の存在で人気を博し、NHK連続テレビ小説「あさが来た」で話題の人となる。

 

 

池坊専武:和田正人さん

俳優・和田正人

出典:http://pinky-media.jp/I0007964

頂法寺・六角堂の花僧。専好の弟弟子。しっかり者で兄弟子の専伯からも頼りにされている。

何事にも天真爛漫に対応する専好に物事が円滑に進むよう心砕いているが、専好は、専武の苦労をまったく気がついていない。

MEMO

【 和田正人 】

1979年8月25日生まれ。高知県出身。2005年俳優デビュー。

NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」(13)の泉源太役を熱演し、注目される。

2017年は8月26日公開の「関ヶ原」が控えている。

 

 

れん:森川葵さん

女優・森川葵

出典:https://matome.naver.jp/odai/2148092029071001601

河原に捨てられていた所を専好に助けられた娘。

言葉を発せず、食事も取らず、部屋の片隅でうずくまるだけだったが、蓮の開花を目にすると彼女の中のなにかが目覚め、画才を発揮するようになった。

彼女の画の才能は専好も度肝を抜かれるものであった。

MEMO

【 森川葵 】

1995年6月15日生まれ。愛知県出身。2010年、雑誌「Seventeen」の専属モデルとしてデビュー。

2016年4月より、TBS「A-Studio」の8代目アシスタントを務める。

 

 

石田三成:吉田栄作さん

俳優・吉田栄作

出典:http://www.watanabepro.co.jp/mypage/10000008/

小姓時代から秀吉に仕え、のちに頭角をあらわし豊臣政権の重臣となる。

秀吉のプライドを逆なでするような利休の態度が目障りになり、利休の動向を逐一、秀吉に報告し、ことを悪化させてしまう。

MEMO

【 吉田栄作 】

1969年1月3日生まれ。神奈川県出身。

映画「ガラスの中の少女」(88)で俳優デビュー。

その後、テレビ、映画、舞台などさまざまな分野で活躍する。また、歌手としても活動中。

 

 

浄椿僧:竹下景子さん

女優・竹下景子

出典:http://www.mecenat.or.jp/ja/events/post/felissimo_20150106/

慈悲のこころを持って、専好をはじめ迷える人々を受け止める尼僧。

専好から、れんを預かってもらいたいと頼まれて、快く引き受けることになる。

MEMO

【 竹下景子 】

1953年9月15日生まれ。愛知県出身。NHK連続テレビ小説「波の塔」(73)で本格的に女優デビュー。

「学校」(93)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。

2007年には、舞台「朝焼けのマンハッタン」、「海と日傘」で紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。

 

 

*スタッフ

脚本:森下佳子「JINー仁ー」「ごちそうさん」「天皇の料理番」

音楽:久石譲

監督:篠原哲雄


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映画「花戦さ」の上映館は?

 

映画「花戦さ」の上映館一覧はこちら→ http://theaters.toei.co.jp/TheaterList/?PROCID=02520

 

また、前売り券、ムビチケの取り扱いは、上映館にて販売中です!

 

 

映画「花戦さ」予告編

野村萬斎さん、カッコイイです! とにかく、出演者が豪華!!

 

 

映画「花戦さ」メイキング映像(期間限定)

撮影の合間のそれぞれの出演者のオフショットが楽しめます。

 

 

映画「花戦さ」公開直前特別映像

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映画「花戦さ」公式Twitterはコチラ

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記事作成日:2017/05/21

最終更新日:2021/04/17

 

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