「オリエント急行殺人事件」(2017)の公開日が、2017年12月8日(金)に決定しました。映画「オリエント急行殺人事件」(2017)のあらすじ、キャストをまとめてみました。
「オリエント急行殺人事件」(2017)のあらすじは?
「オリエント急行殺人事件」は、ミステリーの女王と呼ばれるイギリスの推理小説作家アガサ・クリスティーが1934年に発表した長編推理小説。アガサ・クリスティーの代表作として有名な作品です。
長編推理小説「オリエント急行の殺人」 アガサ・クリスティー著
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「オリエント急行の殺人」が初めて映画化されたのは、1974年。
監督はシドニー・ルメットで、アルバート・フィニーが名探偵エルキュール・ポアロを演じました。
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1974年度の第47回アカデミー賞では、6部門(主演男優賞、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、作曲賞、衣装デザイン賞)にノミネートされ、イングリッド・バーグマンが助演女優賞を授賞しました。
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また、2015年にはフジテレビ開局55周年特別企画として正月11日、12日の二夜連続のスペシャルドラマとして放送されました。
フジテレビスペシャルドラマ「オリエント急行殺人事件」
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脚本は、小学校時代に原作小説を読み、中学校時代に映画版を見て以来「憧れの作品」であると語る三谷幸喜さんが担当。主演は、野村萬斎さんが名探偵エルキュール・ポアロにあたる勝呂武尊を演じました。
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*「オリエント急行殺人事件」のあらすじ
雪深い大自然を走るトルコ発フランス行の豪華寝台列車「オリエント急行」。
共通点のない者たちが同じ目的地を目指して一緒に数日を過ごす。そして、その後二度と会うこともない列車の旅。
豪華絢爛な車内では、違うテーブルで食事を取りつつも視線を交わす男女、深刻な表情を浮かべる者、不安そうな面持ちの者など乗客はどこか怪しげにも見える。
そして、大雪で立ち往生した列車の中で深夜、殺人事件が起きる。
被害者は、殺害される前日にポワロに身辺警護を依頼してきたアメリカの大富豪エドワード・ラチェット(ジョニー・デップ)。
ラチェットは、全身12ヶ所も刺されて死亡していた。
事件の調査を依頼されたポアロ(ケネス・ブラナー)は列車内という”動く密室”での殺人のため乗客全員が容疑者と判断し全員に聞き込みを開始するが、乗客には皆、完璧なアリバイがあった。
事件は暗礁に乗り上げたかに見えたが、ポアロの天性の直感と丹念な捜査で事件の真相を暴き出す。
だが、衝撃の真相にたどり着いたポアロ。その真実を前にして苦悩することになる。
真実を優先すべきなのか、正義を優先すべきなのかと。
やがて、彼はある決断を下すことになる・・・。
「オリエント急行殺人事件」(2017)のキャストは?
*「オリエント急行殺人事件」のキャスト
ケネス・ブラナー:エルキュール・ポアロ
灰色の脳細胞をもつ世界一の名探偵。ベルギー人。
ミシェル・ファイファー:ハバート夫人
アメリカ人。ラチェットの隣室で、深夜、部屋に男がいたと証言。
ペネロペ・クルス:ピラール・エストラバドス
宣教師。かつて、乳母の仕事をしていた。メアリ・デブナムと同室。
ジョニー・デップ:エドワード・ラチェット
アメリカの大富豪。とある秘密を抱えている。
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ジュディ・デンチ:ドラゴミロフ公爵夫人
ロシアの貴族。愛犬も連れて列車に乗り込む。
ウィレム・デフォー:ゲアハルト・ハードマン
オーストリア人の教授。人種差別発言が多い。
トム・ベイトマン:ブーク
オリエント急行を運営する鉄道会社の重役。
オリビア・コールマン:ヒルデガルデ・シュミット
ドラゴミロフ公爵夫人のメイド。ミシェルとは別の車掌がいたと証言。
ジョシュ・ギャッド:へクター・マックイーン
ラチェットの秘書で、帳簿を管理している。アルコール依存症。
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マヌエル・ガルシア=ルルフォ:マルケス
キューバで脱獄し、アメリカに渡り自動車販売で成功する。
デレク・ジャコビ:エドワード・マスターマン
ラチェットの執事。ガンの宣告を受けている。マルケスと同室。
マーワン・ケンザリ:ピエール・ミシェル
オリエント急行の車掌。深夜、ラチェットのうめき声を聞く。
レスリー・オドム・ジュニア:ドクター・アーバスノット
従軍経験のある医師。ラチェットの遺体を調べ、死亡推定時刻を割り出す。
ルーシー・ボイントン:エレナ・アンドレニ伯爵夫人
体調を崩し、薬を常用している。
セルゲイ・ポルーニン:ルドルフ・アンドレニ伯爵
ハンガリーの貴族。優秀なダンサーとしても有名。
デイジー・リドリー:メアリ・デブナム
バグダッドで家庭教師をしていた。アーバスノットと親しい。
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*「オリエント急行殺人事件」のスタッフ
製作:リドリー・スコットほか
製作・監督:ケネス・ブラナー
脚本:マイケル・グリーン
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音楽:パトリック・ドイル
7月4日に公開された映画「オリエント急行殺人事件」の最新予告
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テーマ曲(?)が随分、ポップな感じでちょっとビックリでした。1974年の作品とは違い色々サプライズがあると監督のケネス・ブラナーは言っているので公開が楽しみです!
続編の準備がスタートしたそうです。作品名は「ナイルに死す」。ナイル河をさかのぼる豪華客船の船上での殺人事件にポアロが挑む。ケネス・ブラナーが、今作と同じようにポアロ役、監督、プロデューサーを担当、脚本はマイケル・グリーンが執筆。
長編推理小説「ナイルに死す」アガサ・クリスティー著
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記事作成日:2017/07/05
最終更新日:2021/04/28