SF映画「ブレードランナー2049」のあらすじ、キャスト、公開日、予告編は?

ブレードランナー2049

 

 

SF映画の金字塔「ブレードランナー」の続編「ブレードランナー2049」が、今年の10月に公開されます。SF映画「ブレードランナー2049」のあらすじ、キャスト、公開日、予告編についてまとめてみました!

 

SF映画「ブレードランナー」とは?

 

SF映画の金字塔「ブレードランナー」とは?

フィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは、電気羊の夢を見るか?」を原作とした、SFハードボイルドアクション映画です。

 

SF小説「アンドロイドは、電気羊の夢を見るか?」 フィリップ・K・ディック著

映画「ブレードランナー」

(Blade Runner) 1982年アメリカ映画

*スタッフ

監督:リドリー・スコット

脚本:ハンプトン・ファンチャー デヴィッド・ピープルズ

撮影:ジョーダン・クローネンウェス

編集:テリー・ローリングス

音楽:ヴァンゲリス

近未来世界視覚デザイン:シド・ミード

特殊効果監修:ダグラス・トランブル

 

 

*キャスト

リック・デッカード:ハリソン・フォード

ロイ・バッティ:ルトガー・ハウアー

レイチェル:ショーン・ヤング

ガフ:エドワード・ジェームズ・オルモス

プリス:ダリル・ハンナ

リオン:ブライオン・ジェームズ

ゾーラ:ジョアンナ・キャシディ

 

*映画「ブレードランナー」のあらすじ

2019年、環境破壊により人類の大半は、地球を離れ、宇宙に移住し、地球に残った人々は、酸性雨が降り、高層ビルが立ち並ぶ人口過密の大都市ロサンゼルスでの生活を強いられていた。

 

宇宙開拓の最前線では、遺伝子工学により開発された人造人間”レプリカント”が、過酷な労働に従事していた。レプリカントは、製造から数年で、感情を持つようになり、主人である人間を襲う事件が起こる様になってきた。その事件を起こすレプリカントを見つけ出し、”処刑”する特別な任務を負うのが、専任捜査官の”ブレードランナー”であった。

 

多くのレプリカントを開発してきた、タイレル社の最新レプリカント「ネクサス6型」の一団が、人間を殺害し脱走、地球にひそかに帰還していた。ブレードランナーを退職していたリック・デッカードは、元署長に呼びだされて、脱走し潜伏中の男女4人(バッティ、リオ、ゾーラ、プリス)を見つけ出し、処刑を命じられる。

 

デッカードは、最新レプリカントの情報を得るために、レプリカントの開発者であるタイレル社のタイレル博士に会いにゆく。彼の秘書をしているレイチェルもレプリカントであることを見抜くが、人間としての自己認識を揺さぶられ、動揺する彼女にデッカードは自然に惹かれてゆく。

 

脱走した一団の証拠品を集めて、レプリカントを追い詰めてゆくデッカードだったが、リーダー格のバッティに出会ってはじめて、脱走した彼らの本心を知ることになる。

 

 

映画「ブレードランナー」(1982年公開)予告編

近未来の退廃的ロサンゼルスの街並みがやっぱり魅力的!

 

 

ルトガー・ハウアー演じる脱走したレプリカントのリーダー・ロイ・バッティのラストシーン

酸性雨が降りしきる中での死が印象的でした。

 

 

公開当時は、話題にならず、極端な不入りで上映も打ち切りになったが、公開終了後、熱心なファンにより徐々に作品の評価が高まっていきました。公開されたバージョンの他に、

1.「ディレクターズカット ブレードランナー(最終版)」 1992年10月24日公開

監督のリドリー・スコットが、再編集した作品。主人公デッカードのナレーション、バイオレンス描写、ハッピー・エンディングが削除され、一角獣の神秘的な映像が追加される。

 

2.「ブレードランナー ファイナル・カット」 2007年11月17日公開

「ブレードランナー」製作25周年を記念して、監督のリドリー・スコットが自ら再編集し、デジタル修正を施したファイナル・カット版

 

映画「ブレードランナー ファイナル・カット」(2007年)予告編

がそれぞれ公開されました。

 

「ブレードランナー」製作25周年記念アルティメット・コレクターズ・エディション・プレミアム

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映画「ブレードランナー」のデッカードがハードボイルド風なのは、脚本を担当したハンプトン・ファンチャーのアイデアで「未来のフィリップ・マーロウ」をイメージしているそうです。

 

私立探偵フィリップ・マーロウが登場するレイモンド・チャンドラーの名作「長いお別れ」

 

さらに、映画「エイリアン」の原作者ダン・オバノンがストーリーを担当し、絵をフランスコミック界の巨匠メビウスが担当した未来の私立探偵漫画「ロング・トゥモロー」。

この2つの作品を参考にすることで映画『ブレードランナー』の世界観が出来上がったと言われています。

 

 

SF映画「ブレードランナー2049」のあらすじは?

SF映画「ブレードランナー2049」の設定。

2018年

異星の植民地において4年の寿命年限のある「ネクサス6型」の反乱後、人造人間「レプリカント」は地球において死刑に値する違法の存在であると宣告される。

 

2019年

試作品のレプリカントであるレイチェル(ショーン・ヤング)と危険なレプリカントを取り締まる「ブレードランナー」リック・デッカード(ハリソン・フォード)はともにロサンゼルスから逃亡。

 

2020年

創設者のエルドン・タイレル氏の死去後、年限を設定しない新型レプリカント「ネクサス8型」を市場に流通させるべく開発を急ぐ。「ネクサス8型」は簡単に識別出来るように眼球が移植されている。

 

 

映画「ブレードランナー2049」の前日譚(YouTube動画)

ブレードランナー ブラックアウト2022

**

レプリカントの寿命が伸びたせいで、逆に人間至上主義が激化。「スキンジョブ(人間もどき)」と呼ばれレプリカントと見なされた者は虐殺される事件が相次ぐ。

 

アメリカ西海岸で何者により、高度核爆発が引き起こされ、電磁パルスにより電気通信インフラとあらゆる電磁記録が破壊される「大停電(ブラックアウト)」が発生する。

 

政府に保管されている電子データを破壊することによって、レプリカントは人間になろうとしていた。

 

しかし、翌年、レプリカントは法律で製造が禁止され、タイレル社は倒産。

 

2020年中頃から環境破壊が深刻化、世界的な食糧危機が発生。科学者のニアンダー・ウォレスは、遺伝子工学を応用した合成食料の開発に成功。その技術を無償で公開し、合成農場が多数建設され食糧危機は解決にむかう。

 

 

2036:ネクサス・ドーン

**

科学者ニアンダー・ウォレスは、旧タイレル社の資産を手にいれ、食糧危機から多くの人々を救った事を口実にして政治家に働きかけレプリカント製造禁止の法律を廃止させる。

 

そして、ウォレスはより従順で寿命制御も可能な新型「ネクサス9型」の製造を始める。

 

 

2048:ノーウェア・トゥ・ラン

**

違法な旧型レプリカントのサッパー・モートンはトラブルを避け静かに暮らしていたが、凶悪犯から母と娘を助けるトラブルに巻き込まれてしまう・・・

 

 

SF映画「ブレードランナー2049」のあらすじ

2049年。荒廃が進む地球。労働力として製造された人造人間レプリカントが人間社会に溶け込む中、ロス市警のネクサス9型レプリカントのK(ライアン・ゴズリング)は、”ブレードランナー”として違法な旧型レプリカントの解任(抹殺)の職に就いていた。

 

ある日、Kは捜査中に逃亡レプリカントのサッパー・モートン(デイブ・バウティスタ)を「解任」するが、モートン宅の庭にある枯木の根元に深く埋められた箱を発見する。箱の中には遺骨らしきものがあり、検視の結果帝王切開の合併症で約30年前に死亡した女性であった。さらに詳しく調べると遺骨には製造番号が刻まれており、レプリカントである事が判明した。

 

レプリカントの出産は前代未聞のことであり、上司のジョシは、Kに事件の痕跡をすべて消すように命令する。Kはウォレス社を訪ねて、遺骨が2019年に逃亡したレプリカントのレイチェル(ショーン・ヤング)のものであり、逃亡直前ロス市警のブレードランナー、リック・デッカードと恋人関係にあったことを知る。

 

一方、ウォレスはタイレル博士が確立したレプリカントの生殖技術を以前より欲しており、彼の片腕であるレプリカントのラヴ(シルビア・フークス)にレイチェルの子供を探して連れてくるように命じる・・・

 

 

主役のブレードランナー”K”を演じるのが、今、話題のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」に出演のライアン・ゴズリングです。

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SF映画「ブレードランナー2049」のキャストは?

 

リック・デッカード:ハリソン・フォード

K/KD6-3.7:ライアン・ゴズリング

中尉:ロビン・ライト

ネアンデル・ウォレス:ジャレッド・レト

ジョイ:アナ・デ・アルマス

ラヴ:シルビア・フークス

アナ・ステライン:カーラ・ジュリ

マリエッテ:マッケンジー・デイビス

ドク・バジャー:バッカード・アブディ

サッパー・モートン:デビッド・バウティスタ

レイチェル:ショーン・ヤング

ガフ:エドワード・ジェームズ・オルモス

 

 

*スタッフ

製作総指揮:リドリー・スコット

監督:ドゥニ・ヴィルヌーブ

原作:フィリップ・K・ディック

原案:ハンプトン・ハンチャー

脚本:ハンプトン・ハンチャー マイケル・グリーン

撮影:ロジャー・ディーンキス

音楽:ヨハン・ヨハンソン

 

第90回アカデミー賞で、撮影賞(ロジャー・ディーンキス)と視覚効果賞(ジョン・ネルソン、ゲルト・ネフツァー、ポール・ランバート、リチャード・R・フーバー)をそれぞれ授賞。

 

 

SF映画「ブレードランナー2049」の公開日は?

 

映画「ブレードランナー2049」の公開予定日は、アメリカでは2017年10月6日

日本での公開予定は、2017年10月27日(金)です。

 

 

SF映画「ブレードランナー2049」の予告編は?

 

映画「ブレードランナー2049」予告編

砂嵐のなかを歩く、新人ブレードランナーのK。古びた建物のなかで、30年間行方不明だったリック・デッカードと出会うシーンが出てきます。

 

 

SF映画「ブレードランナー2049」最新予告編(2017/05/09公開)

いろんなシーンが公開され、期待感が増します!

 

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記事作成日:2017/02/08

最終更新日:2021/06/02

 

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