2018年公開の日本映画で話題になりそうな作品をピックアップしてみました!
冬(1月、2月)公開予定の作品
1月5日(金)『嘘八百』
中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演を務め、「幻の利休の茶器」をめぐって繰り広げられる騙し合いを軽妙に描いたコメディドラマ。「百円の恋」の武正晴監督と脚本家の足立紳が再びタッグを組んだ作品。
1月12日(金)『伊藤くん A to E』
「ランチのアッコちゃん」など数々のヒット作を生み出す柚木麻子が2013年に発表し、直木賞候補作にもなった同名恋愛小説を岡田将生、木村文乃主演で廣木隆一監督が映画化。
1月13日(土)『悪と仮面のルール』
芥川賞作家の中村文則の同名サスペンス小説を玉木宏主演で映画化。「悪」となるための教育を受けた主人公が、一人の女性を守るために殺人も辞さないというハードな内容。「ウォールストリート・ジャーナル」紙の2013年ベストミステリーの10作品に選ばれる。
1月20日(土)『嘘を愛する女』
長澤まさみと高橋一生の共演で恋人の大きな嘘に翻弄されるキャリアウーマンの運命を描いたラブサスペンス。
1月27日(土)『祈りの幕が下りる時』
東野圭吾の人気ミステリー「加賀恭一郎」シリーズの第10作目にして完結編。父との確執、母の失踪などこれまで明かされることのなかった加賀恭一郎(阿部寛)自身の謎が明らかになる。
2月1日(木)『不能犯』
集英社の「グランドジャンプ」で2013年から連載されている人気漫画「不能犯」。松坂桃李、沢尻エリカ共演で思い込みやマインドコントロールでターゲットを殺害する「不能犯」の男と彼を追う女刑事の対決を描いたサスペンス・スリラー。
2月3日(土)『羊の木』
吉田大八監督が錦戸亮を主演に迎え、同名コミックを実写映画化したヒューマンミステリー。寂れた港町・魚深にそれぞれ移住してきた男女6人。実は、町の過疎問題を解決するために町が身元引受人となって元受刑者を受け入れる国家の極秘プロジェクトだった。
2月3日(土)『blank 13』
俳優の斎藤工が「齊藤工」名義でメガホンを取った長編監督デビュー作。放送作家・はしもとこうじの実話をもとに映画化。借金を残したまま13年前に失踪した父親が、余命3ヶ月で見つかったことから始まる家族の物語。
2月9日(金)『マンハント』
西村寿行の小説を高倉健主演で映画化した「君よ憤怒の河を渉れ」を「レッドクリフ」シリーズのジョン・ウー監督が再映画化。殺人の濡れ衣を着せられた国際弁護士と彼を追う腕利きの刑事が、真相の究明に奔走する二人の姿を怒涛のアクションで描く。
2月10日(土)『今夜、ロマンス劇場で』
綾瀬はるかと坂口健太郎のダブル主演で、モノクロ映画のヒロインと現実世界の青年が織りなす切ない恋の行方を描いたファンタジックラブ・ストーリー。
2月10日(土)『犬猿』
吉田恵輔が4年ぶりにオリジナル脚本でメガホンをとり、窪田正孝、新井浩文らを迎え見た目も性格も正反対の兄弟姉妹を主人公に描いた人間ドラマ。
2月16日(金)『リバーズ・エッジ』
1993年に雑誌「CUTiE」で連載されていた岡崎京子の最高傑作の呼び声高い同名漫画を行定勲監督、二階堂ふみ、吉沢亮の出演で実写映画化。第68回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で国際批評家連盟賞を授賞。
2月24日(土)『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』
弘法大師としても知られる真言宗の開祖・空海が遣唐使として中国に渡った若い日の姿を描く、日中合作の歴史スペクタル大作。夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を原作に、名匠チェン・カイコーがメガホンをとり、主人公の空海を海外映画初挑戦の染谷将太が演じる。
2月24日(土)『さよならの朝に約束の花をかざろう』
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」などで知られる脚本家の岡田麿里が初監督を務めたオリジナル長編アニメーション作品。
春(3月、4月、5月)公開予定の作品
3月10日(土)『北の桜守』
女優・吉永小百合の120本の主演映画。「北の零年」、「北のカナリア」に続く「北の三部作」の最終章となるヒューマンドラマ。共演は、堺雅人。
3月10日(土)『去年の冬、きみと別れ』
芥川賞作家の中村文則の同名のサスペンス小説を「三代目J Soul Brothers」のパフォーマーで映画「植物図鑑 運命の恋ひろいました」など俳優としても人気の岩田剛典主演で実写映画化。
3月10日(土)『坂道のアポロン』
父親の仕事の都合で、親戚の住む長崎に引っ越してきた高校1年生の薫は、「札付きの不良」の千太郎や、彼の幼馴染みの律子との出逢いをきっかけに、恋、友情、ジャズが交錯する10年間の物語。
3月17日(土)『ちはやふるー結びー』
末次由紀の大ヒットコミックを広瀬すず主演で実写映画化した「ちはやふる 上の句」、「ちはやふる 下の句」に続くシリーズ完結編。
3月21日(水・祝)『曇天に笑う』
月刊「コミックアヴァルス」で2011年~13年に連載され、14年にアニメ化、15年に舞台化された人気漫画「曇天に笑う」を福士蒼汰主演、「踊る大捜査線」の本広克行監督で実写映画化。
4月6日(金)『クソ野郎と美しき世界』
元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演する4本の短編からなるオムニバス映画。4月6日から2週間限定公開。
4月6日(金)『娼年』
「娼夫」として生きる男を主人公に性の極限を描いた石田衣良の同名小説を、2015年に舞台化し大きな反響を呼んだ際の演出家・監督の三浦大輔×主演・松坂桃李のコンビで映画化。
4月20日(金)『いぬやしき』
「GANTZ」の奥浩哉による人気コミックを木梨憲武と佐藤健主演、「GANTZ」に続き奥作品の実写化を手がける佐藤信介がメガホンをとり実写映画化。
4月27日(金)『となりの怪物くん』
菅田将暉と土屋太鳳の主演で、累計発行部数590万部突破の人気漫画を「君の膵臓をたべたい」の月川翔監督が実写映画化。
5月4日(金・祝)『ラプラスの魔女』
東野圭吾の書き下ろし小説「ラプラスの魔女」を、人気グループ”嵐”の櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰共演で映画化。
5月12日(土)『孤狼の血』
役所広司主演で柚木裕子のベストセラーの同名小説を「凶悪」などの白石和彌監督が実写映画化。暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、警察と暴力団の激しい闘いを描いた作品。
5月25日(金)『恋は雨上がりのように』
冴えないファミレスの店長に片思いした女子高生の恋の行方を描き、テレビアニメ化もされた眉月じゅん原作の同名コミックを、小松菜奈と大泉洋共演で「帝一の國」の永井聡が監督を務め実写映画化。
夏(6月、7月、8月)公開予定の作品
6月1日(金)『50回目のファーストキス』
2004年に、アダム・サンドラーとドリュー・バリモア主演で公開された同名のロマンティック・コメディ映画のリメイク作品。山田孝之と長澤まさみ共演で、「銀魂」の福田雄一監督がメガホンをとる。
6月1日(金)『OVER DRIVE』
東出昌大と新田真剣佑が公道自動車レース「ラリー」に生きる兄弟を演じるヒューマンエンターテインメント。監督は、「海猿」、「暗殺教室」など数々のヒット作を手掛けてきた羽住英一郎。
6月8日(金)『羊と鋼の森』
第13回本屋大賞に輝いた宮下奈都の同名小説を山﨑賢人主演で実写映画化。ピアノの調律のとりこになった一人の青年が調律師を志し、さまざまな人々との交流や、挫折を経験しながら成長する姿を描く。
6月8日(金)『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』
2010年、インターネットの質問サイト「Yahoo!知恵袋」に投稿されて話題を呼び、コミックエッセイにもなった伝説的投稿をもとにしたコメディドラマ。榮倉奈々と安田顕が夫婦役に。
関連記事:
6月15日(金)『空飛ぶタイヤ』
テレビドラマ化(WOWOW)もされた池井戸潤の同名ベストセラー小説を、人気グループ”TOKIO”の長瀬智也主演で映画化。
7月20日(金)『BLEACH』
累計発行部数8700万部を誇る人気コミックを今最も勢いのある俳優のひとり、福士蒼汰主演で「いぬやしき」でも監督を務める佐藤信介が実写映画化に挑む。
7月20日(金)『未来のミライ』
日本を代表するアニメーション監督・細田守の最新作。「バケモノの子」につづく長編オリジナル作品第5作目。
7月27日(金)『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』
山下智久、新垣結衣出演で話題のフジテレビの人気ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の映画化作品。
7月 『虹色デイズ』
集英社「別冊マーガレット」に連載された水野美波原作の人気少女コミックの実写映画化。性格も趣味もバラバラなイケメン4人組の男子高校生の友情と恋を描いた青春ドラマ。
8月17日(金)『銀魂パート2』
2017年7月に公開され、興行収入37億円突破した小栗旬主演の実写映画「銀魂」の続編。
8月24日(金)『検察側の罪人』
雫井脩介の代表作のひとつに挙げられる「検察側の罪人」を、木村拓哉と二宮和也の初共演で、原田眞人がメガホンをとり実写映画化。ヒロイン役を人気女優の吉高由里子が務める。
秋(9月、10月、11月)公開予定の作品
9月7日(金)『累-かさね-』
累計発行部数180万部突破、イブニング新人賞出身の松浦だるまによる同名人気コミックを、土屋太鳳と芳根京子共演で実写映画化。監督を務めるのは「ストロベリーナイト」シリーズの佐藤祐市。
9月21日(金)『コーヒーが冷めないうちに』
脚本家・演出家の川口俊和の同名小説「コーヒーが冷めないうちに」の映画化。主演は有村架純。監督は、現在放送中のドラマ「アンナチュラル」や「夜行観覧車」、「リバース」「重版出来!」(TBS系)などのヒットドラマの演出を担当してきた塚原あゆ子。本作で映画監督デビューを果たす。ある席に座ると望んだとおりの時間に戻れるという奇妙な都市伝説がある喫茶店「フニクリフニクラ」。古き良き昭和の時代から続く喫茶店を舞台に、そこに集う人々が巡り合う奇跡を描く。
9月28日(金)『散り椿』
「蜩ノ記」で直木賞を授賞した葉室麟の同名小説の実写映画化。岡田准一が主演を務め、カメラマンのみならず「劔岳 点の記」では監督もこなした木村大作とタッグを組んだ時代劇。西島秀俊とは初共演。
秋 『生きてるだけで、愛』
小説家、劇作家、演出家などマルチな活動を展開する芥川賞作家・本谷有希子の同名小説を趣里の主演で映画化。菅田将暉、仲里依紗共演。
冬(12月)公開予定の作品
公開日未定の作品
劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』
2017年7月に、浜辺美波、北村匠海(DISH//)、北川景子、小栗旬出演で実写映画版が公開され、大ヒット。それをうけて、劇場アニメ化が決定。
『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』
独特の作風で人気を集める三木聡監督が、原案・脚本を手掛け自らメガホンをとり、主演に阿部サダヲ、ヒロインに吉岡里帆を迎えて描くハイテンションロックコメディ。
『ニンジャバットマン』
バットマンやジョーカーらが、現代のゴッサム・シティから戦国時代の日本にタイムスリップしてしまうという奇想天外な設定の長編アニメーション作品。
『ビブリア古書堂の事件手帖』
シリーズ累計発行部数640万部を突破している三上延による人気ミステリーの同名小説を、黒木華と野村周平主演で、「幼な子われらに生まれ」などの三島有紀子監督がメガホンをとり実写映画化。
記事作成日:2018/01/13
最終更新日:2021/05/04