「マッドマックス 怒りのデス・ロード 」が、<ブラック&クローム>エデイションになって帰ってきた! 30年ぶりにシリーズ最新作として2015年に公開された「マッドマックス 怒りのデス・ロード 」。公開されるや高い評価を得て、米アカデミー賞では、12部門でノミネートされ6部門で受賞し、熱狂的なファンを生み出しました。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード 」の解説、あらすじ、キャストの紹介
出典:http://eiga.com/movie/78097/gallery/
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、1985年公開の「マッドマックスサンダードーム」以来の30年ぶりの「マッドマックス」シリーズの第4作。監督・脚本は、過去3作同様、ジョージ・ミラーが担当。主役のマックスは、過去3作でメル・ギブソンが演じたが、今作では、「ダークナイト・ライジング」「インセプション」「レヴェナント」などの話題作に出演したトム・ハーディが演じています。女戦士フィリオサ役で、シャリーズ・セロンが共演。
*「マッドマックス 怒りのデス・ロード」あらすじ
核兵器による大量殺戮戦争勃発後、資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した近未来の世界。愛する者を奪われ、砂漠化し荒廃した荒野を彷徨い歩くマックス。マックスは、恐怖と暴力で民衆を支配する凶悪なイーモンタン・ジョーの軍団に捕らえられる。そこへジョー配下の女戦士フュリオサらが現れ、マックスはジョーへの反乱を計画する彼らと力を合わせ、自由への逃走を開始する。
カラーバージョンの予告編です。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
2015年 オーストラリア映画
*キャスト
マックス:トム・ハーディ
フュリオサ大隊長:シャリーズ・セロン
ニュークス:ニコラス・ホルト
イーモンタン・ジョー:ヒュー・キース=バーン
トースト:ゾーイ・クラヴィッツ
スプレンディド:ロージ・ハンティントン=ホワイトレイ
ケイバブル:ライリー・キーオ
ザ・ダグ:アビー・リー
フラジール:コートニー・イートン
スリット:ジョシュ・ヘルマン
エレクタス:ネイサン・ジョーンズ
*スタッフ
監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジョージ・ミラー ブレンダン・マッカーシー ニコ・ラザウリス
撮影:ジョン・シール
編集:マーガレット:シクセル
美術:コリン・ギブソン
衣装:ジェニー・ビーヴァン
音楽:ジャンキー・XL
「マッドマックス」シリーズ
「マッドマックス」(Mad Max)
**監督:ジョージ・ミラーと主演のメル・ギブソンを一躍有名にした出世作にして傑作アクション映画。1979年オーストラリア映画
*あらすじ
暴走族による凶悪事件が多発する社会になった近未来の荒廃したオーストラリアが舞台。暴走族で警官殺しの凶悪犯のナイトライダーは、暴走族専門の特殊警察「M.F.P.」から、追跡用に改造された特殊パトカー「インターセプター」を盗み出し逃走。「M.F.P.」に所属する警官マックス・ロカタンスキーは、ナイトライダーを見つけ出し追い詰めた末に、ナイトライダーは運転を誤り工事現場に突っ込み事故死する。
この事故から、マックスは、ナイトライダーの復讐を企てるトーカッター率いる暴走族から命を狙われる。トーカッター率いる暴走族の無法な行為はエスカレートしていき、マックスの親友のジム・グースが彼らに殺されてしまう。
暴走族を追うことで自分も暴走行為の狂気に囚われてしまうのではないかと危惧したマックスは、翌日、上司に辞表を提出する。上司は、マックスの辞表は受け取らず、数週間、家族で休暇を取るように提案する。マックスの伯母の牧場で家族と休暇を取ろうとしたが、そこにはなんとトーカッター率いる暴走族が待ち伏せしていた。暴走族の襲撃を交わすが、妻と子供は殺されてしまう。
愛する者を奪われたマックスの怒りが爆発。マックスは、M.F.P.本部から追跡用に改造された特殊追跡者「V8インターセプター」を無断で持ち出し、互いの復讐を賭けトーカッター一味と激突することになる。
*キャスト
マックス(マクシミリアン・ロカタンスキー):メル・ギブソン
ジェシー・ロカタンスキー:ジョアンヌ・サミュエル
ジム・”グース”・レインズ:スティーヴ・ビズレー
トーカッター:ヒュー・キース=バーン
クロフォード・”ナイトライダー”・モンタザーノ:ヴァンス・ギル
*スタッフ
監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジェームズ・マッカウスランド ジョージ・ミラー
撮影:デヴィッド・エグビー
編集:クリフ・ヘイズ トニー・バターソン
音楽:ブライアン・メイ
配給:ワーナー・ブラザーズ
公開日:1979年4月12日(オーストラリア)
公開日:1979年12月15日(日本)
上映時間:93分
「マッドマックス2」(Mad Max 2 The Road Warrior)
**
前作のヒットを受けて、約10倍の費用をかけて製作されたバイオレンス・アクション映画。1981年オーストラリア映画
*あらすじ
世界は、二大国間で勃発した世界大戦によって文明は崩壊し、戦争の影響で枯渇した石油を巡り、凶悪な暴走族が石油の略奪を繰り広げる荒廃した砂漠の世界へと変貌していた。
妻子を暴走族に殺されたショックから、生きる希望と目的を失い、相棒の犬とともに改造した愛車V8インターセプターに乗り走り続ける日々を送っていた。そんな彼のインターセプターを、暴走族のリーダー・ウェズが狙っていた。やがてマックスは、ジャイロコプターに似た不思議な乗り物にのるジャイロ・キャプテンという男と出会う。彼の案内で何千ガロンものガソリンが貯蔵されている石油精製所に案内される。しかし、その石油精製所は、巨漢のヒューマンガスが率いる凶悪な暴走族の一団が包囲していた。
翌朝、隙をついて石油精製所のなかに入るマックス。中で陣取っている暴走族のリーダー・パッパガーロがマックスを見つけて放り出そうとする。パッパガーロらは、ここを脱出し緑豊かな土地を目指す計画を立てていた。
マックスは彼らと取引をし、ガソリンタンクローリーを牽引するトレーラーを持ち帰る。約束のガソリンを受け取り、立ち去るマックス。しかし、暴走族の襲撃に会い、負傷してしまうマックス。精製所で怪我の手当を受けるマックスは、パッパガーロに協力を申し入れ、トレーラーの運転を志願する。
複数の車両に分乗し、精製所をあとにする一団と、全力でパッパガーロたちの追跡を開始するヒューマンガスが率いる暴走族の間で壮絶な戦いが始まった。
*キャスト
マックス:メル・ギブソン
ジャイロ・キャプテン:ブルース・スペンス
ウェズ:ヴァーノン・ウェルズ
パッパガーロ:マイケル・ブレストン
ヒューマンガス:ケル・ニルソン
女戦士:ヴァージニア・ヘイ
少年:エミル・ミンティ
*スタッフ
監督:ジョージ・ミラー
脚本:テリー・ヘイズ ジョージ・ミラー ブライアン・ハナント
撮影:ディーン・セムラー
編集:マイケル・マルソン デイヴィッド・スティーブン ティム・ウェルバーン
音楽:ブライアン・メイ
配給:ワーナー・ブラザーズ
公開日:1981年12月24日(オーストラリア)
公開日:1981年12月26日(日本)
上映時間:91分
「マッドマックス/サンダードーム」(Mad Max Beyond Thunderdome)
**
「マッドマックス2」のヒットを受けて製作されたシリーズ第3弾。1985年オーストラリア映画
*あらすじ
核戦争で荒廃した近未来の地球。豚メタンガスでエネルギーを製造し、物々交換で市場が成り立つ街”バータータウン”。その街に、疲れきったマックスがたどり着く。街を見晴らす塔の頂きに君臨する地上世界の支配者”女王アウンティ・エンティティ”は、屈強な部下たちにマックスを襲わせた。この”オーディション”に合格したマックスは、この街の地下世界を支配している巨人のブラスターと小人のマスターの二人組、マスター・ブラスターと街の中央に設けられた闘技場”サンダードーム”で闘うことを命じられる。
ブラスターにとどめを刺そうとして、仮面の下に隠れたあどけない顔を見て躊躇してしまう。とどめを刺す事をためらったマックスは、「運命のルーレット」によってエンティティから、砂漠に追放されてしまう。
砂漠で気を失ったマックスは、一人の少女に助けられる。彼女に連れられていった緑の楽園には、3歳から16歳の子供の集団「最後の部族」がいた。子供たちは、いつの日かパイロットのキャプテン・ウォーカーが自分たちを助けに来てくれると信じていた。マックスの事を子供たちは、キャプテン・ウォーカーだと思い込んでしまう。
ある日、数人の子供たちが、集団「最後の部族」を抜け出し、”バータータウン”に向かってしまう。マックスは、残された子供たちと後を追った。バータータウンに着いたマックスは、失脚した小人のマスターと手を組み、エンティティ一派と死闘を繰り広げ、バータータウンは火の海と化すのであった。
*キャスト
マックス:メル・ギブソン
アウンティ・エンティティ:ティナ・ターナー
ザ・マスター:アンジェロ・ロシット
ザ・ブラスター:ポール・ラーソン
ディールグッド:エドウィン・ホッジマン
アイアンバー:アングリー・アンダーソン
ビッグ・キラー:ロバート・グラッブ
サバンナ・ニックス:ヘレン・バディ
ジェデダイア:ブルース・スペンス
*スタッフ
監督:ジョージ・ミラー ジョージ・オギルヴィー
脚本:ジョージ・ミラー ダグ・ミッチェル テリー・ヘイズ
撮影:ディーン・セムラー
編集:リチャード・フランシス=ブルース
音楽:モーリス・ジャール
配給:ワーナー・ブラザーズ
公開日:1985年8月8日(オーストラリア)
公開日:1985年6月29日(日本)
上映時間:107分
「マッドマックス 怒りのデス・ロード<ブラック&クローム>エデイション」発売と劇場公開
ジョージ・ミラー監督のモノクロ版についてのインタビュー
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のモノクロバージョン、「マッドマックス 怒りのデス・ロード<ブラック&クローム>エデイション」がブルーレイとして2月8日(水)に発売されます。
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この発売を記念して、「マッドマックス 怒りのデス・ロード<ブラック&クローム>エデイション」が、1月14日(土)から劇場公開されます。
全国66館での上映ですが、体感型上映システム「4DX」での上映は48館。2D字幕版は、18館のみになります。
全国上映劇場一覧はこちら
http://www.eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=346
記事作成日:2017/01/20
最終更新日:2021/06/02