2013年に引退を発表した宮崎駿監督が、新作長編アニメ製作の準備を開始した事が発表されました。鈴木敏夫プロデューサーの発表をまとめてみました。
宮崎駿監督が新作長編アニメ製作の準備を開始!
2013年、長編アニメーション映画「風立ちぬ」を公開後、長編映画の製作から引退することが発表されてから、3年半。
現地時間23日に、アメリカ・ロサンゼルスで行われた第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞のイベントで、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(68)から、宮崎駿監督(76)が、長編アニメの製作に着手したことを発表しました。事実上の引退撤回と見られます。
鈴木敏夫プロデューサーによると、去年(2016)の7月1日に宮崎駿監督が、長編映画の企画書を持ってきたそうです。20分ぶんのストーリーボード(絵コンテ)を書くからこれが面白いか判断して欲しいと。
去年の暮れにそれを読んで、すごく悩みました。すごく面白かったからです。面白かったけど、ここで僕が面白いと言うと(製作で多忙になり)僕の老後がなくなってしまう。でも、心を鬼にして本人を前にして「面白い」と言いました。
「宮崎駿監督は、今、一生懸命、東京で作っています。」とのことですが、長編アニメ映画のタイトルや、内容についての発言はありませんでした。完成は2019年の予定。
鈴木敏夫プロデューサーは、宮崎駿監督は、死ぬまで映画を作り続けるタイプの人間なので、映画を製作する意思がある限り、スタジオジブリは映画を作り続けると語っています。
記事作成日:2017/02/25
最終更新日:2021/04/14