2017年3月にテレビ朝日で放送されたアガサ・クリスティ原作のミステリードラマ「そして誰もいなくなった」。あれから1年、再びアガサ・クリスティの名作2作品がドラマ化されました。「アガサ・クリスティ2夜連続ドラマスペシャル」についてまとめてみました!
2017年3月に放送されたスペシャルドラマ「そして誰もいなくなった」の紹介はコチラ!
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アガサ・クリスティ2夜連続ドラマスペシャルの放送を記念して、昨年放送されたドラマスペシャル「そして誰もいなくなった」が期間限定(3月24日 18:00まで)で無料配信されています。
ドラマSP「そして誰もいなくなった」第1夜
http://www.tv-asahi.co.jp/douga/soshitedaremo_cu/1053/?official=1
ドラマSP「そして誰もいなくなった」第2夜
http://www.tv-asahi.co.jp/douga/soshitedaremo_cu/1057
【第1夜】「パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~」
第1夜(3月24日)は、天海祐希さんがアガサ・クリスティの作品に初挑戦する「パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~」。
原作は、1957年に発表されたアガサ・クリスティの推理小説で、ミス・マープルシリーズの第7作目。
推理小説「パディントン発4時50分」
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元敏腕刑事の天之瞳子(天海祐希)の亡き夫の母・雀(草笛光子)が、ある夕方、「特急オリオン」に乗っていると並走する列車「寝台特急朝霧」内で男が女性の首を絞める現場を目撃。すぐさま、彼女は車掌に通報したが、車掌は彼女が寝ぼけていると思い込み、取り合ってくれなかった。
念のため、地元警察が線路際を捜索したが、死体らしきものは発見されなかった。
瞳子は、死体は沿線に広がるトミー製菓会長の富沢邸内にあると推理し、家政婦の彩(前田敦子)を潜入させるのだが・・・。
「パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~」予告編
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*「パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~」のキャスト
天海祐希:天之瞳子(あまの とうこ)
警視総監賞など数多くの表彰を受けた優秀な元敏腕刑事。ガンを患った夫を看病するために退職するが、夫の死後、その優秀さを買われて民間企業の顧問に就任。危機管理のプロとして、20社の顧問先を抱えるまでになる。
草笛光子:天之雀(あまの すずめ)
瞳子の義母。長野県の松本でひとり暮らしをしている。「特急オリオン」に乗車中、並走していた「寝台特急朝霧」の車内で男が女性の首を絞めている場面を目撃する。瞳子に相談するのだが・・・
前田敦子:中村彩(なかむら あや)
国立大学を卒業後、官庁に勤めるが、半年で退官してしまう。その後、何故か家政婦に転身した異色の経歴の持ち主。卓越したスキルから、スーパー家政婦と呼ばれている。瞳子に頼まれて、消えた死体を探すために富沢家に潜入することに。
石黒賢:佐伯慶一(さえき けいいち)
医師。トミー製菓会長・富沢信介の主治医として、度々、富沢邸に往診している。
勝村政信:唐木(からき)警部
警視庁捜査一課刑事。瞳子とはともに事件の捜査をしたことがあり、彼女の負けん気の強さ、有能さを誰よりもよく知っている。
原沙知絵:富沢恵子(とみざわ けいこ)
富沢家の長女。未婚で父の信介と同居している。父の主治医・佐伯に好意を抱いている。
鈴木浩介:富沢哲次(とみざわ てつじ)
富沢家の次男。画家。普段は八丈島に住んでいる。
新納慎也:富沢晴三
富沢家の三男。
矢柴俊博:古川晋
富沢家の亡き次女の夫。
桐山漣:鈴木刑事
警視庁捜査一課刑事。唐木刑事の後輩。今どきの若者らしく臆することなく瞳子に接している。
黒谷友香:木村麗子(きむら れいこ)
富沢邸によく遊びに来ている小学生・元の母親。
嶋田久作:大山勝
富沢邸の執事。
橋爪功:山口参事官
警視庁参事官。警察の対面を重んじ、捜査に乗り出した瞳子をけん制する。
西田敏行:富沢信介(とみざわ しんすけ)
トミー製菓会長。独善的で金にうるさく、自分の子供たちですら信用していない。
【第2夜】「大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~」
第2夜(3月25日)は、沢村一樹さんがドラマスペシャル「そして誰もいなくなった」にも登場した相国寺竜也役で再びアガサ・クリスティの世界に挑む「大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~」
原作は、1962年に発表されたアガサ・クリスティの推理小説で、ミス・マープルシリーズ第8作目。
推理小説「鏡は横にひび割れて」
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警視庁捜査一課・特別捜査係の警部・相国寺竜也(沢村一樹)が難事件を解決する姿を描く。女優のまど香(黒木瞳)の屋敷で開かれたパーティーで、前の屋敷の持ち主・神ノ小路凛(平岩紙)が死亡する。
まど香が狙われたと思われる中、劇薬を含む鎮静剤の入ったダイキリをまど香の夫・海堂(古谷一行)が作ったことが判明する。相国寺警部は「明らかな計画殺人」と判断する。
相国寺警部は、パーティー会場で撮られた写真と招待客らの証言とを照らし合わせている中から、何かに驚くようなまど香の表情に着目するのだが・・・。
「大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~」予告編
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*「大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~」のキャスト
沢村一樹:相国寺竜也(しょうこくじ りゅうや)
警視庁捜査一課・特別捜査係の警部。事件に関する下調べに余念がなく、現場においては些細なことでも見逃さない鋭い観察眼を持つ。現場を再現して検証してみないと気が済まないというこだわりも持つ。独特の空気感と特徴的な喋り方で周りの人間を翻弄する。
財前直見:朝風沙霧(あさかぜ さぎり)
映画女優。まど香とは因縁の仲。神の館で開かれたパーティーでは、招待されていないが派手なブラスバンドを伴って現れる。
荒川良々:多々良伴平(たたら ばんぺい)
警視庁捜査一課・特別捜査係の刑事。八丈島東署勤務の時に、相国寺警部とコンビを組み事件を解決。その縁で警視庁捜査一課に転属してくる。
川口春奈:谷口小雨(たにぐち こさめ)
報道カメラマン。13年ぶりに映画界に復帰した綵まど香に強い関心を抱き、彼女の写真集を出版するために密着取材をしている。
八潮智人:軽鴨兵庫(かるがも ひょうご)
調布南署捜査課の警部。神の館で起きた事件の担当になる。
中原丈雄:神ノ小路公記(かんのこうじ こうき)
不動産グループのCEO。凛の夫。
水沢エレナ:岬笛子(みさき ふえこ)
警視庁捜査一課・特別捜査係の刑事。周囲のものからは通称”ピー子”と呼ばれている。
西尾まり:朱田〆子
海堂の秘書。アレルギー用の吸引器に混入したヒ素で殺害される。
平岩紙:神ノ小路凛(かんのこうじ りん)
神の館の元持ち主で旧家の名士。おしゃべり好きでまど香の大ファン。神の館で開かれたパーティーで何者かに毒殺される。
津川雅彦:段原平臣(だんばら ひらおみ)
女優・朝風沙霧が所属するプロダクションの社長。
古谷一行:海堂粲(かいどう あきら)
まど香の夫で映画監督。まど香とは8年前に結婚。業界ではおしどり夫婦で有名。
黒木瞳:綵まど香(いろどり まどか)
映画女優。病から13年ぶりに映画界に復帰。復帰作「鹿鳴館の華」のためだけに撮影所近くの屋敷神の館を購入する。そこで地元の名士らを呼び盛大なパーティーを催すのだが、パーティー会場で悲劇的な事件が起こり・・・。
*番組基本情報
ドラマタイトル:「パディントン発4時50分~寝台特急殺人事件~」
放送日:2018年3月24日(土)
放送時間:テレビ朝日 21:00~23:10
脚本:竹山洋
演出:和泉聖治
音楽:吉川清之
ドラマタイトル:「大女優殺人事件~鏡は横にひび割れて~」
放送日:2018年3月25日(日)
放送時間:テレビ朝日 21:00~23:10
脚本:長坂秀佳
演出:和泉聖治
音楽:吉川清之
記事作成日:2018/03/22
最終更新日:2021/05/12